ボブ・ギブソンことロバート・ギブソン( Robert Gibson, 1935年11月9日 - )
1968年成績 22勝9敗 防御率1.12
オマハ超特急
愛称は「オマハの超特急」「ヘッドハンター」など。投球後に一塁側に大きく倒れ込む豪快なフォームから剛速球とハードスライダーを打者の内角に投げ込む荒々しいピッチングスタイルが由来で通算251勝を記録した60年代を代表する名投手。他の選手と殆ど口を聞かない一匹狼であった。
若い頃はノーコンで伸び悩み貯金も作れないタイプのピッチャーだったが年々制球が向上し、コーファックス引退後数年間、MLB最強投手として君臨するまでになった。
特に68年は圧巻。開幕から安定したピッチングを続けるも援護がなく負け越していたが、6月から驚異の15連勝を記録しその間10試合を完封。5試合連続完封もあった。
最終的に22勝9敗でフィニッシュし防御率は1.12。ライブボール時代以降では最高の数字(シーズン13完封も)で、ギブソン以降1.50を上回った投手は現れていない(というか過去100年間でもギブソンのみ)
極め付けは同年のワールドシリーズ。最終的には破れたが、第一戦をシリーズ新記録となる17奪三振で完封。シリーズ通じての35奪三振も同様。
と、化け物じみた成績でMVPとサイヤング賞を受賞した。ちなみに同年はギブソンの他にもドライスデールの無失点記録が誕生。マクレインも34年振りの30勝を記録したりと稀に見る超絶投高打低の年でア・リーグの3割打者はたった1人。流石にマズいと思ったのか翌年からマウンドの高さが下げられストライクゾーンも狭くなりリーグ全体の防御率も2.99→3.60に一応改善(?)された。
半世紀が経った現在でもこの年のギブソンの衝撃は忘れられておらず、「個人記録で史上最高のシーズンを過ごしたのは誰?」というアンケートではベーブ・ルースなどを抑え1位となっている。
[査定について]
ポッチャマ…さんのノーラン・ライアンに感銘を受けたので、僕もMLBの大投手を作りたくなりました。
個人的には史上最強の投手だと思っているので、今の時代でも全然通じるピッチングをしてたと思いますよ。てか思いたい
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