阿波野 秀幸（あわの ひでゆき、1964年7月28 日 - ）
桜丘高-亜細亜大-近鉄（87〜94）-巨人（95〜97）-横浜（98〜00）
1989年成績 18勝9敗 防御率2.71
猛牛のトレンディエース
キレのある変化球と芸術的とまで言われた牽制術を武器に近鉄のエースとして活躍。80年代後半の球界を代表する存在であったトレンディエースの1人として女性から絶大な支持を受けた。
ルーキーイヤーからライバル西崎との激しい新人王争いを繰り広げ2年目には10.19を経験。そして3年目には優勝、胴上げ投手と順調な活躍を見せていたが4年目以降は酷使の影響による怪我やフォーム改造の失敗もあり急失速。
だが巨人、横浜と在籍した3球団で優勝を経験するなど味のある現役時代だった。
[査定について]
・対右.219、対左.244。差はそこまでないが89年当時、阿波野は「左打者には投げ辛い」と残している。これを受けてEとした
・クイックもE。Cにしてる人も見受けられたが元は飛び跳ねるようなモーションの大きさを補う為の牽制術なのでこれは違うと思う。実際に翌年、クイックの練習中に肘を痛めた
・スクリューのイメージが強いが生命線はスライダー
・尻上がりは割と補強の面もあるが最多完投なので良しとする
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