浅野 啓司(あさの けいし、1949年2月22日 - )
電波工業-ヤクルト(67〜76)-巨人(77〜84)
1977年成績 9勝4敗1S 防御率2.51
復活した快速球
ヤクルト冬の時代を松岡・安田らと支えた快速球投手。メガネと落ち着いたマウンド捌きは一見医者の様にしか見えなかったが、スピードは堀内・高橋一三にも引けを取らないと評された程。
ヤクルト時代晩年は怪我に苦しみ76年オフに倉田誠とトレード。倉田も浅野同様近年は不調に喘いでいた事から、一時期は"巨人キラー"と呼ばれた浅野の加入はヤクルトからのプレゼントとの声も。
新婚という事もあって心機一転この年の浅野は断酒を敢行。その甲斐あってか開幕からリリーフとして好投。終盤には先発を任され、王が756号を放った試合では完投勝利を挙げている。
最終的には9勝を挙げカムバック賞。独走していたとはいえ優勝が決まるまでは防御率1点台と無くてはならない活躍を見せた。その後も怪我に悩まされながら投げ続け84年限りで引退。複数の球団でコーチを務めた。
[査定について]
・巨人ヤクルトの交換トレードが浅野-倉田以来44年振りという事実。恐怖でしかないわね・・・
・球威、球速、角度どれも申し分なかったと思いますがフォームが少々単調なので空振りを取れるストレートでは無かったと思います
・復活した最大の要因はシュートのキレが戻ったからとも
・左右の被打率にはほぼ差がなかった
・得点圏は・・・ナオキです
他の選手などはこちらから↓
リクエストなどはこちらから↓