アンドリュー・ジョーダン・コール(Andrew Jordan Cole, 1992年1月5日 - )
元トッププロスペクト
かつてはナショナルズのプロスペクトだった右腕。先発として期待されるも結果は残せず近年はリリーフを主戦場とし、MLBでは通算109試合に登板している。
今季は怪我で8試合の登板に留まるが、前年から投げ始めたカットボールや4シームの向上もあってここ2年の内容は非常に良い。年俸1億以下で獲得出来たのはヤクルトにとって非常に大きいだろう。
[簡単な寸評]
4シーム
→今季最速は96マイルで平均球速93.8マイル。自己最速は97.8マイルなので普通に155km以上出そうですが取り敢えず154kmに設定
→4シームの空振り率はMLB通算で7.7%と普通で痛打を浴びるケースも多かった。しかしここ2年は質が大幅に向上。去年が11.9%、今年は14.6%と急上昇した
→球筋はかなり素直なので捉えられると危険そうではある
スライダー
→キャリアを通じて1番の武器。毎年高水準を保っており通算被打率は.211
→2020年から投げ始めた。サンプル数が少ないものの被打率.150(20-3)は優秀
→キャリアを通じて左に弱いが、カットのお陰で多少はマシになりつつある。三振を取れないのは相変わらずだが
カーブ
→近年は見せ球程度の割合だが先発時代はそこそこ投じていた。先発で起用されれば割合が増える可能性は高い
キレ○
→変化量というよりかはキレで勝負するタイプだと思うので、奪三振ではなくこちらを
総評
安定した制球面や決め球を2つ以上持っているのは魅力的。先発はブランクがあるので未知数だが、リリーフとして今野の代わりは充分務められる実力はあるだろう。しかしここ2年のヤクルトの補強は凄いね。2年前にイノーアエスコバークックで遊んでたチームとは思えない
今季は怪我の影響で5月でシーズンを終えており、つまり粘着物質取り締まり以降はプレーしていないという事。ここは考慮する必要はありそうですね。
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