タイラー・ジョゼフ・ビーディ(Tyler Joseph Beede, 英語発音: [ˈtaɪlɚ ˈbidi] ; 1993年5月23日 - )
MLB−巨人(23〜)
2022年成績 2勝5敗 防御率5.14
最速159km右腕
"ジャイアンツの元ドラ1"
巨人入りが濃厚な最速159km右腕。
SFジャイアンツにドラフト1位で指名され、球団有数のプロスペクトだったが実績は19年の5勝のみで今季はパイレーツでプレー、31試合に登板した。
投球の半数を占める4シームは球速がクローズアップされがちだが質はかなり悪く、多彩な球種が本当の武器である。特にチェンジアップとカーブはMLB平均以上の球種でカッターやシンカーも悪くない。
メディアは最速159kmを強調しているが、被バレル率が低くGB/FB%は1.5以上という点からも分かるようにグラウンドボーラーとして見るべきだろう。腕を下げスリークォーターにしたことで球持ちやリリースポイントが安定し始めている。
来季はトミージョンから3年目を迎えるシーズン。入団すれば非常に楽しみな先発候補になるだろう。
簡単な解説
・巨人伝統の空振りが取れない速球を投げる助っ人。Swstr%は6.2%、被打率も3割と高め
・逆にチェンジアップは17.2%とかなりの数字。シンカーの様な軌道でもあるため左右関係なく投じられる最大の武器と言える
・被打率が優秀なのはカーブで横変化はMLB平均以下だが落差は平均以上。こちらもSwstr%13.7%と上々
・他にもカッターやスライダーも投じる。球種的には先発としての不安要素は見当たらない
・大城小林がストガイ配球をしないことを祈りたい。サンチェスの様にストレートで押そうとしたら絶対に打たれるので変化球をどれだけ織り交ぜられるかが焦点になる
・また逆球も多くアバウト。しかし速球のコントロールは及第点で変化球の制度を上げる事が求められる
総評
・来季で30歳、トミージョン明け3年目とこれから投手としての全盛を迎える可能性を秘めている。不安要素はあるものの、大きな欠点がある訳ではなくガント化しなければ最低限の数字は残せるはず
・個人的にはノビBの外国人を連れてきて欲しかったなぁ〜。空振りが取れない速球はサンチェスで見飽きたよ
他の選手などはこちらから↓
リクエストなどはこちらから↓
ようつべ↓