黒田 博樹（くろだ ひろき、1975年2月10日 - ）
2005年成績 15勝12敗 防御率3.17
2006WBC 登板なし
ゴロPの男気エース
- 2005年の黒田博樹
前年の不振を引きずらず、例年通り援護には恵まれなかったが15勝を挙げ最多勝を獲得。
それまでの直球とフォーク主体の投球から、スライダーやシュートなどの横変化でゴロを打たせる現在のイメージに近い投球スタイルにモデルチェンジ。これが功を奏してゴロ率はフライ率を大きく上回った。
- 2006WBC
強化試合でモー村の打球を手に受けて降板。全治1週間という軽症で済んだが、大会1週間前の怪我という事もあって辞退となった。
査定について
・黒田って元々...
→前年の不振は恐らく、速球とフォークに拘ったから。そこでスライダーの割合を戻し、殆ど用いてなかったシュート系も増やしてモデルチェンジに成功
→ゴロを打たせるイメージが強いですが、元々は速球派の黒田。MLBで最速を更新してますし、キレ・コントロール・スタミナ、そして球速と全てを兼ね備えた日本最強クラスのゴロPなんですよね
→晩年でも150kmを出していましたし、05年でも最速は153km。これは先発だと松坂に次ぐ速さだったりします
→こんな投手だったとは知らなかった。イメージや先入観に囚われてはいけないですな
・ノビC
→前年は被打率.360と嘘のように打ち込まれたがこの年は復活し、例年並みの被打率.249と回復
・スライダー
→これまではフォークに次ぐ球種だった。前年は被打率.336だったが05年は.199まで上昇させている。05年の黒田はとにかくスライダーである
・SFF
→前年の割合から約半分に減少。高速フォークと呼ばれていたが斉藤和巳じゃないのでSFFです
・ゴロP
→言わずもがな。モデルチェンジと散々言っておいてアレなんですが、03年頃から既にゴロPだったりします（おい）
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