パワプロ村

スモークと共に

ダレル・メイ(巨人)【パワナンバー・パワプロ2024】

ダレル・ケビン・メイ(Darrell Kevin May, 1972年6月13日 - )


年度 登板 防御率 HP S
2000 24 12 7 2.95 ‐‐ 0

パワーピッチに
目覚めたお騒がせ男

・選手紹介

阪神と巨人でプレーしたお騒がせ助っ人。
阪神時代の造反騒動や巨人時代の「To him」事件などの問題行動が著名。
巨人では2年続けて二桁勝利、帰国後もMLBで二桁と実力は本物だったが、阪神ファンからは問題児として良い印象を抱かれず、巨人ファンからは全く話題に挙げられないのはやや不憫な気も。

・2000年

OP戦の段階で阪神時代に投じていたカーブの封印を公言。
その言葉通り巨人では速球を高めにガンガン投げ込むパワーPに変貌を遂げ、1試合14奪三振を2度記録するなどリーグ3位の奪三振率をマーク。WHIPに関してはリーグNo.1と申し分ない数字を残した。
その一方で古巣の阪神戦での「To him」事件を始め短気でやや神経質な一面も見られた。走者を二塁に背負った際の癖も中々修正できずダブルスチールを度々敢行されたりと安定感にやや欠けた感はあった。


パワナンバー 11600 10052 06489

査定について


コントロール

与四球率的にはB相当だが、所謂サイスニード系でゾーン内の高めで勝負するだけに与四球率は必然的に低くなる訳で。映像での印象や文献での当時の肌感などもトータルで考慮した結果この数字に

三振を奪った球のゾーンチャート。左が対右、右が対左

このチャートに2000年メイの全てが詰まっているといっても過言ではない...かな?

スタミナ

100球肩と言われたが、3完封。最終登板のヤクルト戦では142球完封の熱投でスタミナ面も基本的には問題ないのかなと。基本的にはね

球持ち

球の出所が非常に見にくいフォーム

とにかく速球に拘ったスタイルに敬意を評して。拘りすぎて打ち込まれたりガス欠を起こすケースもあったが

真っスラ

真上から投げるだけにややカット気味にスライドしていた可能性はある。実際、古田も「動いたりするから中々前に飛ばない」と言っていた。流石に証言が少ないので保留したが、将来的に付ける可能性は40%ぐらいある