前田 智徳(まえだ とものり、1971年6月14日 - )
熊本県立熊本工業高等学校‐広島(90~13)
1996年成績.319 19本塁打 65打点
復活した孤高の天才
イチローが「天才」、あの榎本喜八ですら「自分と共通するものがある」と評した程の天才打者。またの名を「孤高の天才」。
当初は3拍子揃ったオールラウンダーであったが95年にアキレス腱を断裂。以後は満足に走る事が出来なくなり、芸術的な打撃は影を潜め「前田智徳という打者はもう死にました」という名言を残している。
それでも並々ならぬ努力でカムバック。足の故障と闘いながらも毎年安定した成績を残し晩年は代打の切り札として活躍。
96年はその前田がカムバックした年。春先はまだ感覚を掴み切れてなかったようで全力疾走する事が多かったがそれが災いして肉離れ。
復帰してからは怪我の影響かムラが激しく、最終的には立派な成績を残すもチームがあんな形で優勝を逃した事もありやや物足りなかったか。
しかしあの大怪我から1年で復帰しこの成績を残せたのは、前田が「天才」という何よりの証拠とも言えるのではないだろうか。
[査定について]
1 プルヒッター
左方向に打ってるイメージもなくはないが本質はプルヒッター
この年は右13 中5本 左1本
2 対左F
対右.360 対左.253
この数値だけならGですが本塁打は対右13本に対左6本。
これに天才要素(?)を加えてFにしました。
3 調子極端 選球眼無し
開幕~5月.357 3本
6月.333 7本
7月.254 1本
8月.283 3本
9月~10月.337 5本
元から性格上ムラのある選手ですがこの年は怪我した足にまだ慣れてなかった事が影響したのかより一層ムラが激しくなっている。
また三振率も(多分)キャリアワーストでこの年は強引に打つ事やあっけないアウトも多かったとか。なので今回は選球眼無しで。
[余談]
なんでセンター守ってたのか詳しい人教えて下さい。
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