グレゴリー・ポランコ(Gregory Polanco , 1991年9月14日 - )
パイレーツ−巨人(仮)
PIT一筋のドミニカン
PIT一筋でMLB通算96発を記録したドミニカン。
かねてより抜群の身体能力を高く評価され、トッププロスペクトに位置付けられていた。その期待通り・・・とまではいかなかったものの、マカッチェン,マーテと強力外野陣を形成した。
近年は怪我に苦しみ、特に守備は劣化が著しい。年俸10億円以上の契約を結んでいたが今年8月にDFAとなりブルージェイズとマイナー契約を結んでいた。
そして、ご存知大物好きで知られる天下の読売巨人軍が獲得に乗り出している。
[簡単な寸評]
パワー
→バレル率9.7% 平均打球速度89.9 平均打球角度15.9°
→自己最速となる打球速度116.2を記録
→以上は今季の数字。パワーに関して問題は見受けられない
守備
→かつては強肩を活かしてライトゴロを連発するなどUZR8.3を記録した年もあった。しかし近年の怪我や身体能力型の宿命なのか今季のUZRは−7.8とリーグワーストレベルにまで劣化している
走塁
→今季のSP27.2、盗塁数14と脚力は守備に比べればキープ出来ている
MLB通算左右別成績
→対左は明らかに弱点
ローボールヒッター,対変化球〇
→アッパースイングなので高めの速球に弱いが低めは強い。MLBは高め、NPBは低め中心の配球であるためローボールヒッターなのは好材料
→FAのMLB通算成績は打率.235 26本塁打 OPS.686。変化球はスライダーにやや弱いもののチェンジアップを苦にしないのは大きい。OPS.500以下の球種が無いのは及第点と言えそう
三振
ここ数年は三振率が30%前後
選球眼
→今季のボールゾーンスイング率33.6%、ボールゾーン空振り率15.2%
→選球眼に関してはかなりギリギリ。パワーがあるので幾分かはマシかもしれないが
総評
選球眼・対左にやや不安要素はあるものの、打撃に関してはそれなりに期待できそう。その一方で守備の劣化が深刻でライトではとても使えないだろう。DHプリーーズ!!
今の巨人に必要なのは1塁を守れるアベレージヒッター。12球団最多の本塁打数を記録しているのに、大砲のポランコは本当に必要なのでしょうか?また西川も獲得となると悲惨な守備陣が出来上がるのは目に見えています。これ以上失望させないでくれ巨人軍
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