フレディ・ホセ・ガルビス(Freddy Jose Galvis, 1989年11月14日 - )
MLB109発の大物
2012年のデビュー以来約10年間遊撃手を中心にプレーし、近年は再建期の弱小チームでのプレーが主だったが、今季もwar1.2を記録するなど現役バリバリ。
日本球界の王者、SBがV奪還の為の本気の補強としてガルビスを獲得。遊撃手だけでなく二塁・三塁を守れるUT性も兼ね備えたガルビスは、どのポジションも本命不在のSBにとって理想的な補強だろう。
[簡単な寸評]
左右別成績
→左右別に差はない。右がコンタクト重視、左が強振重視と基本的なスイッチヒッター
欠点が少ない打撃
→詳細は省くが低め・内角を苦にせず苦手な球種・球速帯もこれといってない。
→選球眼はあまりよろしくないが、コンタクト率は高い
バレル率
→バレル率が3.6%とかなり低いのは気がかり
→参考までにガーバー3.2%、スパンジー3.4%、ハイネマン4.5%
※バレル率とは最も安打になる確率が高いとされる、【打球の初速が98マイル(約157・7キロ)以上、打球角度26〜30度】で打球を放ったときの指標。MLB平均は6.6%
守備範囲
→RngRが−1.2とよろしくない
→特にSPが25.8と遊撃手ではクロフォードと並んでMLBワーストクラス
→SPの参考までにエスコバー(2021)27.4、エチェバリア(2020)26.6
堅実な守備
→RngRは−ながらUZRは0.6。これはErrRが2.6なのが大きい
守備職人
アルシデス・エスコバーさん
— 10 (@giantsnishi) 2021年9月17日
僕「選球眼悪いから打率.250が精一杯」→.273
「アヘ単だけど神宮だから5本前後は打つ」→1本。神宮では0本
「捕るまでは良いけど送球難」→範囲激狭&ポロポロするけど送球は安定
「クビか。流石に引退だろうなぁ」→MLB復帰、しかもレギュラー格
訳分かんない
左打者と去年のエスコバーさんみたく守備職人は予想が難しいところですが、化け物揃いのMLBの遊撃で10年間戦ってきた経歴に敬意を表して
総評
今季の新外国人では実績No.1。SBらしい堅実かつ憎たらしい程に素晴らしい補強。
バレル率の低さ以外はこれといった欠点が無く、1年目のホセ・ロペス並の成績は期待していいのではなかろうか。本塁打は20本・・・ギリ届くか届かないか
守備範囲は年々低下しており場合によっては遊撃ではなく、二塁か三塁を守らせる方が良いかも知れない。
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