松谷 竜二郎(まつたに りゅうじろう、1964年7月10日 - )
大阪市立高−大阪ガス−巨人(89〜95)−近鉄(95〜97)
1991年成績 2勝2敗1S 防御率4.96
肝っ玉の剛腕
145km超の速球とキレのあるスライダーに定評がある一方、態度のデカさにも定評があった"肝っ玉の剛腕"。ギャンブルの借金を契約金で返済した男だ。
ドラフト年の成績は49イニングで四死球30、防御率4.78ととてもドラフト上位で指名される数字ではない。しかしストッパー経験を始めとして、短いイニングの適正を高く評価した巨人が2位で指名した。
だが先発完投主義の藤田巨人で複数人のリリーバーが登板する事は稀。球威とキレは3本柱に匹敵するレベルにあった松谷だが、コントロールに難があり中々起用されず。開幕1軍を掴み取った1年目は2ヶ月で3試合にしか登板できなかった。
2軍では2度のノーノーを達成するなど圧巻で1軍レベルの投手だったのは確か。それだけに歯痒い日々が続いたが、連覇を支えた投手陣が勤続疲労で不振に陥った91年にようやく出番がやってきた。ヤクルト相手に2連続完投の快投を見せた、がこれがピークとなりその後は肩痛に悩まされた。
95年に近鉄に移籍して97年に引退。不運が続いたプロ野球界を離れ、現在は会社の社長を務めるなど成功を収めている。
[査定について]
・球速は取り敢えず確認できた146kmで。147、8ぐらいは出してそうだけど
・プロ入り時は高速スライダー、ヌルスラ、高速シュートが持ち球だったそう
・91年の映像では左打者対策として縦気味のスライダーを投げているように見えたが...?違ってたら申し訳ない
・対右.255 対左.294 ※対投手を除く
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