堀本 律雄（ほりもと りつお、1935年1月20日 - 2012年1月14日）
桃山学院高等学校‐立教大学‐日本通運浦和‐巨人(60～62)‐毎日・東京(63～65)
1960年成績 29勝 18敗 防御率2.00
太く短く生きた強心臓右腕
社会人から巨人入り。そしてルーキーシーズンの60年は巨人投手陣が崩壊した事もありとにかく投げまくった。表情を変えず内角を投げまくり打者に威圧感を与えるピッチングが特徴だが、投球テンポを変えたり、クイックが非常に得意だったりと頭のいい投手でもあった。
「痛くても投げられるのなら投げる。壊れたらそれまでの事。」と水原監督の起用にも応え最終的に29勝と最多勝（18敗は球団最多タイ記録）と沢村賞を獲得。
しかしやはりこの酷使が祟り、翌年以降低迷。といっても日シリMVPに輝いたりとそれなりの活躍はしている。
思ったことをそのまま口にしてしまう性格で川上監督と対立、その後は大毎でプレーしたが65年限りで6年の短いプロ生活を終えた。後年は辛口評論家として人気を博した。12年死去。
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