江川 卓(えがわ すぐる、1955年5月25日 -)
1981年成績 20勝6敗 防御率2.29
昭和の怪物
高校時代、数々の伝説を打ち立てた「昭和の怪物」
だがプロ入りの際の強引な巨人入りをきっかけに大ヒールとなってしまった。
それでも持ち前の実力を発揮し9年間で135勝と巨人のエースとして活躍した。
81年は江川のキャリアハイシーズン。キャンプでは肥満体を指摘された際に『やせぬなら 夏まで待とう 江川ブタ』と謎の一句を披露。だがその句通り春先こそ不調も5月から持ち直し7月8月は史上初となる連続月間MVPを受賞。
最終的には最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率、最多完封と投手5冠を達成しシーズンMVPに輝いた。沢村賞も誰もが江川と思っていたが、投票者の中には入団時の印象が強く「人格が相応しくない」という意味不明な理由で同僚の西本に投票した者が多く、まさかの西本が沢村賞に輝いた。
流石に江川もキレたらしく、世間からも同情の声が相次いだ事もあり翌年からは投票制度が変わる事になった。しかし江川はその後沢村賞を獲得する事はなかった。
[査定について]
後回しにしようと思ったけどついつい巨人選手を作りたくなっちゃうのよね。
1 対ピンチB
シーズン被打率.215 得点圏被打率.159
2 対左F
対右.191 20本 対左.263 6本
対投手の47打席と4被安打、1被本塁打を除いた数字
3 力配分 尻上がり無し
力配分は江川のイメージとピッタリ。だがこの年に関しては下位打線の打者にもほとんど打たれない圧倒的なピッチングを披露していたので少し迷った
だが奪三振率を見ると
序盤8.4
中盤7.7
終盤8.7
見事に力配分効果(?)と言える数字を残している
当初は尻上がりも付けようかと思ったが被打率は大差なかったので無し
4 低め○無し
高めの速球とカーブのコンビネーションで三振を奪うスタイルなので無し
コントロールも88にしてあるので低めにもどんどんストライク決まるでしょう
5 一発無し
上記の通り高めの速球で三振を奪うスタイル。なので少しでもコントロールを誤ると軽い球質と相まって被本塁打が多かった
81年はというと、絶好調だった8−10月にかけて68イニング連続無被本塁打を記録している。軽い球を付けてるので一発は無しでいいだろう
6 対強打者○無し
力配分と比較的近い使い方が出来る能力だが・・・
とりあえず他球団の強打者との対戦成績を以下にまとめた
対ライトル.333 3被本塁打
対掛布雅之.296
対真弓明信.333
対藤田平.200
対谷沢健一.133
対若松勉.182
対田代富雄.200
対山下大輔.150
まあ無しでいいよね
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