カイル・ロバート・ケラー(Kyle Robert Keller, 1993年4月28日 - )
2021MLB成績 1勝1敗2H 防御率6.48
PJ2世?
阪神の新外国人は最速157kmの4シームとパワーカーブのツーピッチで組み立てるKマシーン。マスコミからは"PJ2世"と言われている。
今季はパイレーツで32試合に登板も防御率6点台と結果は残せなかったが、3Aでは無双とも言える内容だった。
スアレスの後釜として期待されるが、あのクラスの後釜なんて・・ねぇ?
[簡単な寸評]
来日前年のPJと比べてみましょう
コントロール
・4シームのZone%(ストライク率)
PJ 53.8%,ケラー57.4%
・カーブのZone%
PJ 54.5%,ケラー43.8%
→四球はそれなりに出すだろうが決してノーコンではない。今季MLBでの与四球率は5.94と高いが3Aでは1.48と低い数字を残している
4シーム
→最速97.9マイル、平均94.7マイルでホップ成分が強めながらSwstr%(ストライク空振り率)が5.8%とかなり低い。これは↓による球速低下や角度の無さが原因か。なまじホップ成分が強い分、被本塁打だけが増えてしまっている感じ
阪神が調査しているカイル・ケラー、シーズン中盤からコマンド向上目的のためか、グラブのセット位置変更したら出力だけ低下した件。これは日ハムヌニエスと同じでまあ元に戻すべきだと思いますが pic.twitter.com/p8MTOyDZax
— ゆきちな@次は多分新外国人選手 (@zombie0010) 2021年11月30日
→ちなみにPJは2018年のSwstr%が10.3%、今季は9.1%
パワーカーブ
→Swstr%は14.5%でPJと同等。決め球としては申し分ない
総評
コントロールはさほど問題なく、パワーカーブが対応されるまでの期間は活躍出来るだろう。しかしPJと比べ引き出しが少なく交流戦前後で成績を落とす可能性は高いと見ている。最大の懸念材料は4シームの球威低下でここを戻すのは必須か
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