ディートリック・エンス（Dietrich Enns, 1991年5月16日 - ）
MLB−西武（22〜）
3AのNo.1左腕
かつては技巧派だったがここ数年でコントロールはそのままに球速が劇的に向上し、奪三振マシーンと化した今季3AのNo.1左腕。
MLBでは9試合に登板し好成績を残すもチャンスを求めてアジア行きを目指した。スカウトに就任したばかりのセギノールの功績か、西武が1億円という破格の値段で獲得した。
[簡単な寸評]
・最速156km、平均151.6kmの4シームは真っ直スラで決め球として使う
・カットボールは縦気味に変化しマネーピッチとして申し分ない。4シームとカットが投球の大半を占める
・シュートしながら落ちるチェンジアップとスローカーブを投じるがどちらも割合が極めて低い。NPBで先発を務めるならチェンジアップの割合は増えるだろう
・球種構成は総じてオリックスの宮城、過去の外国人ではポレダに近い
・コントロールは極めて優秀。左右問わず内角にカットを投げ込めるのは◎
・懸念材料は先発時の球数が少なくスタミナ面に関してはどうしてもね・・・エンスに限った話ではないが
[査定について]
・スラーブの様に変化するカットボールをHスライダーで再現しました（？）これが1番しっくりくると思います
・対左に好成績を残してますが、チェンジアップを多投すれば対右が良化する可能性は高いでしょう
・クロスファイヤーor内角攻めで滅茶苦茶悩みましたね
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