マイケル・アントニオ・フランコ(Maikel Antonio Franco, 1992年8月26日 - )
悪球打ちの大物外国人
元PHIのトッププロスペクトで、15年にMLBに定着すると16年からは3年連続で20本以上を記録し主軸を担った。近年は低迷しているものの、一線級であることに変わりなく今季も103試合に出場し9本塁打を記録している。
典型的なフリースインガーだが高めと速球には滅法強い。守備範囲は狭いもののそれを補う強肩の持ち主。現在の楽天にはいないタイプであり、どれだけフィットするのか。杜の都のファンを湧かせるプレーを期待したい。
簡単な解説
・最高打球速度は114.5とかなりの高数値だが、バレル率5.7%は平凡。打球角度も11.0と平均的な数字で長距離寄りの中距離ヒッターという評価が正しいかもしれない
・O−swing%は35.6%とイメージ程高くはない。コンタクトもそこまで悪くはなくタイプを考えれば三振はそこまで多くないと言えそうだ
・巷ではオスナの上位互換と言われており、指標を見るとその通りである。だがあちらはローボールヒッターで早期から日本の変化球に柔軟な対応が可能だったのに対しフランコはハイボールヒッター...爆発力はオスナより上だが確実性という点では劣ってしまうのではないか
・日本のサウスポーにも不安要素が。得意とするパワーサウスポーがNPBは圧倒的に少なく、外に逃げるチェンジアップに喰らいつくのは困難だろう
・ノーステップ打法で腕力だけで打つ感じ、嫌いじゃないけど好きじゃない
総評
・アンチセイバーな選手であるため、評価に限度はあるがコンタクトスキルがあり全く期待を持てないという選手ではない。楽天打線にどうフィットするか楽しみ
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