リチャード・ブラックウェル・"リッチ"・ゲイル( Richard Blackwell "Rich" Gale , 1954年1月19 日 - )
1985年成績 13勝8敗 防御率4.30
猛虎唯一の日本一胴上げ投手
MLB通算55勝の大型右腕。
当初はその長身から繰り出される多彩な球種で打者を翻弄したが、クイックモーションの大きさや投球パターンが読まれ始めると勝ちが伸び悩んでしまった。
何より「体は大きいが神経質な投手」と揶揄された様に考え過ぎて自滅する事もあった。
だが、超強力打線と鉄壁の守備陣をバックにしていた事もあり、13勝を記録。日本シリーズでは西武打線の戸惑いを突き2勝を記録し優秀選手に選出。第6戦は完投したという事もあって胴上げ投手となった。
翌年はやはり投球パターンを読まれていたという事や吉田監督との対立などもあって活躍できず、同年限りで退団した。
[査定について]
1 対左D
カーブ主体のピッチャーなので、さぞかし対左はボコボコなんだろうなぁと思って調べたら意外な数値を出していました。
※画像の数値は対投手の成績を除いたものです。手元の資料の対投手の数値を除いて比べた結果、画像の数値と一致しました。ゲイルの実際の被本塁打は23本。投手の北別府に浴びた1本が抜けています。当時のテレビ局は詳細なデータをまだそこまでは持っていなかった事がわかるのではないでしょうか。
そう。対左をそこまで苦にしていないんですね。
この数値から球種を決める事になりました。
2 カットボール
当時はまだカットボールという言葉はまだ日本にはないはずです。
しかし、ゲイルは明らかにカットボール(真っスラ)系。或いは癖球と言える球を投げています。解説していた江夏豊も「スライダー系の速い球じゃないですかね」と述べている。
また、当時の記事にもゲイルはスライダーとカーブが武器との記述があります。
大体130km後半を計測する微妙に変化する球。かつ、対左に効果がある球。
それはカットボールしかないやろと判断。スラーブではないかという情報もありましたが、あれはスラーブではないでしょう・・ないと思いたい。
後はここにパームを持ってきて対左対策はある程度完成と考えていいでしょう。
3 スタミナ
完投数4はチームトップだが他球団のエース級と比べると少ない。
1回〜3回 防御率4.66
4回〜6回 防御率3.04
7回〜9回 防御率6.33
という数値もありAは付けなかった。無論一概には言えないけども・・
ただ、イニングイーター感は出したかったのでB79で落ち着きました。
4 コントロール 四球無し
おいおい、最多与四球投手に付けないのかよ。と思う方もいるかも知れませんがこれはゲイルのピッチングパターンを再現する為。まあ以下の方の発言を参考にしたまでですが。。
江夏豊「ゲイルはねぇ、実際コントロールは悪くない。調子が良い時は3ボールからでも簡単に2ストライクまで持っていって打ち取る事も出来る。四球が多いのは考え過ぎる事と、綺麗に決めようとしすぎる癖があるから」
西本幸雄「このピッチャーはね、球をどこにでも投げれる投手。緻密なコントロールは勿論ないけど、荒さを活かした投球が出来る」
といった趣旨の発言をしてたので私が独自で解釈した物を記述しました。
そんな訳で無しです。神経質要素で付けた打たれ強さFもあるしある程度四球は出すでしょう。
5 球持ち
投球パターンが慣れられると駄目だったという事もあったので採用すべきか悩みましたが、身長要素や日本シリーズでの活躍を考慮して入れました。
[オーペナ]
悪くないですね。え?勝ちが少ない?・・・現在の阪神打線が悪いよそれは
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