中西 清起（なかにし きよおき、1962年4月26 日 - ）
1985年成績 11勝3敗19S 防御率2.67
球道くん
高校時代から「球道くん」の主人公である中西球道からちなんで"球道くん"と呼ばれた猛虎のストッパー。
球速や球威に特筆すべき物は無かったが武器のカーブとパームが非常に似た形で変化する為、特に右打者が的を絞るのは用意ではなかった。また強心臓も持ち味でストレートをガンガン内角に投げていた。
85年開幕前は1軍ギリギリの投手とされていたが結果を残し、山本和とのダブルストッパーに。山本が離脱した9月以降は1人でストッパーを勤めリーグ優勝の際には胴上げ投手に。日本シリーズでも好投を見せた。
その後もリリーフとして活躍するがチーム事情もあって先発にも回るなど、投手陣を支え続けた。
[査定について]
久し振りに長文説明やる
・コントロールはやや上げました。そこまでコントロールが良い投手ではないんですが内角に投げきる事が出来る投手ではありました。しかしリリーバーにはなんか似合わないので付けず、コントロールをやや上げる事で手を打ちました
・対右.190 対左.298 数値的にはGが妥当。しかし60打数程不明という事や、左対策としてパームを多投してた事を考慮してFに
・勝ち運は無し。あの超強力打線をバックにして接戦時に投げてれば自ずと勝ちはある程度付いてくると考えたので。けれど牽制付けるのなら勝ち運付けるべきだったのかなぁとは思ってます
・今回の査定のミソ
上の画像はカーブとパームのリリース時を重ね合わせたものだが綺麗に一致。ここから更に似た起動を持つ両球種が来ればそりゃバットには当たっても芯では捉えられないだろう。よってリリースと球持ちを採用
・緩急は付けてる人が多かったが、この年の中西はキレや緩急を意識せずとにかく1球でも球数を減らす事を考えて投球していたので付けず。先発時代なら勿論有りだと思うが。ちなみにカーブとパームの球速も大体120km台中盤なので、正直これだけで判断しても良いと思う
・85年にはカーブのみとの情報があるがそれは全くのデタラメ
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