西村 龍次(にしむら たつじ、1968年7月18日-)
広陵高校-寒川高-ヤマハヤクルト(90〜94)-近鉄(95〜97)-ダイエー(98〜01)
1991年シリーズ③ 15勝8敗 防御率2.80
強気の投球が持ち味な"開幕様"
死球を恐れない強気なピッチングでルーキイヤーから4年連続で二桁勝利を達成し91年は15勝を挙げるなどヤクルト黄金時代を支えた。
危険球乱闘などで荒々しいイメージがあるが91年に関しては完封6、1-0完封2、無四球完投4。月別防御率は全て2点台と安定感抜群のピッチングを見せた。
性格が少々扱いづらい事もあってか95年開幕直前に吉井とのトレードで近鉄に移籍、大型トレードとして話題となった。野村監督は「打撃が苦手だからパ・リーグ向き」と残しているが、それまで4度の二桁勝利を挙げている投手に対する相応しいコメントではないよね・・・
近鉄では首脳陣と対立。移籍したダイエーで初年度に10勝でカムバック賞に輝き01年に引退。ちなみに西村が開幕投手の年は優勝するという神話があり00年は僅か1試合の登板だったにも関わらずゲン担ぎで01年も開幕投手を務めた。が、チームは2位で神話は崩壊した。
[査定について]
・対右.218(367-80)、対左.264(462-122)
・カーブは球速、軌道共にパワーカーブと合っていたので採用
・あまり付けたくはなかったが、91年は抜群の安定感を見せたので調子安定を
第3弾はヤクルトの西村です。この年のヤクルトは11年振りのAクラス入りを果たします。黄金時代はすぐそこまでに来ていたのです。西村は怪我さえなければ150は勝てたのではないかと思います
他の選手などはこちらから↓
リクエストなどはこちらから↓