原 辰徳(はら たつのり、1958年7月22日- )
1989年成績 .261 25本塁打 74打点
勝負強かった、"レフト原"
80年代の巨人の4番を常に叩かれながらも守ってきた原。その80年代最後の年である89年はドラマチックな1年だった。
ルーキー時に原を2塁にコンバートした藤田監督が復帰。近年怪我がちという理由で慣れ親しんだサードからレフトにコンバート。
しかし不貞腐れずに4番を担い、開幕戦で平成最初の本塁打を放った。それからも7月までに20本と例年以上に本塁打を記録したが肉離れで負傷離脱。
8月になんとかスタメン復帰を果たすと復帰戦で因縁の津田から同点打、サヨナラ打を放ち涙のお立ち台。だが今度は背中の痛みに悩まされ打率はキャリアワースト、本塁打も25本に留まり後年原は「苦しい思い出しかないシーズン」と振り返っている。
それでも10月6日の大洋戦での優勝を決定付ける本塁打や、日本シリーズで18打席無安打と不調を極める中で満塁本塁打を放つなどここ1番での勝負強さが光った年であった。
[査定について]
前回から逆境○と調子極端を削除。少しスッキリさせました
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