パワプロ村

スモークと共に

デービー・ジョンソン(巨人)【パワナンバー・パワプロ2020】

デービッド・アレン・ジョンソン(David Allen " Davey" Johnson、1943年1月30日 - )

オリオールズ他-巨人(75〜76)-フィリーズ

1976年成績.275 26本塁打 74打点

"虚人のジョン損"から"J砲"に

長嶋が引退し後釜を探していた巨人はそれまでの純血主義を撤廃し外国人の大砲を求め、球団初の大リーガーとして入団したのがデービー・ジョンソンである。

ジョンソンはゴールドグラブ3度の華麗な守備でオリオールズ黄金時代を支えた2塁手で、73年には当時の2塁手記録である43本塁打を放った事もある大物大リーガーでありファンは勿論、チームメイトからも期待されていた。

しかし本職が2塁のジョンソンは慣れない3塁守備で精一杯。2本のサヨナラ本塁打を放つ活躍もあったが、打率1割台本塁打10本弱では話にならず巨人最下位の戦犯に挙げられ、"虚人のジョンソン"とまで呼ばれてしまった。

2年目は高田が3塁にコンバートした影響で本職の2塁に戻ると、ダイナミックな守備を連発し打撃も安定するようになる。4月に受けた死球の影響で前半戦の本塁打は8本と伸び悩んだが、オールスター休みを利用して帰国し、治療を施すと約60試合で18本を放ちチームの優勝に貢献。"J砲"と評されるなど後半戦の活躍は素晴らしいものがありGG賞とB9にも選ばれた・・・のだが長嶋との確執もありこの年限りで退団。

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