ルイス・メルセデス・エスコバル・サンチェス(Luis Mercedes Escobar Sánchez、1953年8月24日 - 2005年2月4日)
MLB−巨人(86〜87)
1986年成績 4勝1敗19S 防御率2.32
カリブのトラブル怪人
王巨人のストッパーとして加入し強烈なインパクトを残したカリブのトラブル怪人。
10代の頃から「誰にも負けない才能を持っている」と言われ続けたが、幼稚園児並に不安定な精神面が才能の開花を阻み続けてしまった。それでも30歳を迎える前にようやくMLBに昇格すると、すぐに適応しエンゼルスでクローザーを務めるのだから流石である。
86年に巨人補強の目玉として加入。クローザーとしてリードを守れなかったのは1度のみと期待通りの活躍を見せ最終的に19Sを挙げる。ただ翌年は調整失敗に始まり水虫に首脳陣批判とトラブル続き。一定の数字は残したが契約は延長する事なく退団していった。
サンチェは外国人特有の上体の力に頼った投球フォームなのだが、テイクバックが小さく身体も殆ど開かないため球持ちが良い。武器である重そうな速球もナチュラルに変化する癖球で芯で捉えるのは容易ではなかった。怪人のイメージとは裏腹に打たせて取るピッチングが真骨頂の投手であったと言える。
ただこのフォームは肘や膝に負担が大きく、実際に来日以前もそれ以降も故障を繰り返していた。2年目は水虫や調整不足といったトラブルがあったのも事実だが色々と満身創痍な状態だったと推測する。奪三振率が大きく低下しても防御率2点台をキープした辺り、やはり実力者だったのだろう。
査定について
・コンセプトは怪人感
→80年代の投手感が皆無な査定ですがこれでいいんです。これが『80年代にいた』と想像すると得体の知れない怪人感出るでしょ?(適当)
・Hスライダー
→決め球は横滑りする140km前後のスライダー。カットボールもありかもしれんね
・SFF→Hシンカー
沈む130km台の球種はSFFで再現されてきたのが今までのサンチェですが...
→当時の新聞や記事を見てもフォーク・SFFの記載が殆ど見当たらない
→サンチェはバリバリのスリークォーターでオーバースロー転向を拒絶した程。スリークォーターだとフォーク系はどうしてもシンカーっぽくなる
→シンカーに関しての記載は散見される
→何よりゴロピっぽいじゃん
○以上の4点からHシンカーの方が絶対的に正しいと思ってます
・要所○
→佐々木や岩瀬みたいな完全無欠のクローザーにではなく、防御率2点台とかのクローザーにこそ要所○を付けたいとずっと言っている。セットアッパーも同様にね
・ア
ケネディ暗殺とサンチェの得点圏被打率は永遠の謎
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